元利均等、元金均等、満期一括は、銀行のアプリで選ぶよう求められますが、説明は短いものです。同じ1億円を借りた場合に、3方式の毎月返済額と総利息が実際にどれだけ変わるのか、計算結果で比較します。
違いは「元金をどの速さで返すか」です。元利均等は元金と利息の合計が毎月一定になるよう、元金の割合を少しずつ増やしていきます。元金均等は元金を毎月同額ずつ返すため、利息がかかる残高が速く減り、返済額自体も毎月小さくなります。満期一括は満期まで元金を一切返さず、利息のみを支払います。利息は常に「その月の残高 × 月利率」でかかるため、残高の減りが速い方式ほど総利息は少なくなります。
元金均等が20,166,675円で最も少なく、元利均等が21,494,176円、満期一括が39,999,960円です。元利均等と元金均等の差は1,327,501円ですが、満期一括は元利均等のほぼ2倍になります。
| 方式 | 毎月の返済額 | 総利息 | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 元金均等 | 初回1,166,666円 → 最終月836,151円 | 20,166,675円 | 120,166,675円 |
| 元利均等 | 毎月1,012,451円 | 21,494,176円 | 121,494,176円 |
| 満期一括 | 毎月利息333,333円 + 満期100,333,333円 | 39,999,960円 | 139,999,960円 |
自分の条件ではいくらになるかは、ローン利息計算機で金額と金利を変えてすぐに確認できます。
毎月の支出を一定に管理する必要があり、当初の余力が小さい場合は元利均等が無難です。収入が十分で当初に多く返せる場合は元金均等が利息を節約できます。満期一括は、敷金の返還で返済する預金担保ローンや、満期にまとまった資金が入る見通しが確実な事業資金などに限って検討すべき方式です。いずれの場合も、「毎月の返済額が最も小さい方式」と「総コストが最も小さい方式」は異なる点をまず確認してください。
据置期間中は利息のみを支払い、元金の返済は止まります。5,000万円を年5%、5年で借りる場合、据置なしでは毎月943,562円、総利息6,613,695円です。1年間据え置くと、据置利息の月208,333円を12回支払い、残り4年で返済するため毎月の返済額は1,151,465円に増え、総利息は7,770,302円へ1,156,607円増えます。据置は「利息を後で多く払う代わりに、今の負担を減らす」選択です。
金利が1%上がると、1億円・10年・元利均等の条件で総利息は21,494,176円(年4%)から27,278,623円(年5%)へ5,784,447円増えます。逆に期間を10年から5年に短縮すると総利息は10,499,137円と半分以下になりますが、毎月の返済額は1,012,451円から1,841,652円に増えます。方式の選択より金利と期間の影響が大きい場合も多いので、計算機で金利と期間を変えながら比較してみてください。
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総利息だけで見れば元金均等が得です。1億円を年4%、10年で借りると、元金均等の総利息は20,166,675円、元利均等は21,494,176円で、差は1,327,501円です。ただし元金均等は初回の返済額が1,166,666円と、元利均等の1,012,451円より大きくなります。当初の返済に余裕があれば元金均等、毎月の支出を一定に保ちたい場合は元利均等が向いています。
1億円、10年、元利均等の条件では、年4%で総利息21,494,176円のところ、年5%では27,278,623円となり、5,784,447円増えます。毎月の返済額も1,012,451円から1,060,655円へ48,204円大きくなります。金額と期間が大きいほど、金利1%の影響は大きくなります。
総利息だけで見れば損と言えます。5,000万円を年5%、5年で借りる場合、据置なしでは総利息6,613,695円ですが、1年間据え置くと7,770,302円となり1,156,607円増え、残りの期間が短くなる分、毎月の返済額も943,562円から1,151,465円に増えます。ただし入居前や収入が始まる前など、当初の資金繰りが詰まる時期には、据置が資金運用上必要な選択になることもあります。
1億円、年4%、元利均等の条件では、10年で総利息21,494,176円のところ、5年に短縮すると10,499,137円となり、10,995,039円減ります。その代わり毎月の返済額は1,012,451円から1,841,652円に増えます。期間の短縮は利息を減らす最も確実な方法ですが、毎月の負担とのバランスが必要です。
満期まで元金がまったく減らず、毎月、最初に借りた金額全体に利息がかかるためです。1億円を年4%で10年借りると、毎月の利息333,333円が120回繰り返され、総利息は39,999,960円に達します。毎月の支払いは少なく見えても、全体のコストは元利均等のほぼ2倍になります。
銀行の返済予定表が基準です。銀行は円未満の金額処理、初回の日割り計算、実際の借入日に基づく日付計算などを適用するため、この計算機と数百円から数千円の差が出ることがあります。この計算機は方式の比較と規模の把握のための参考用です。